女性泌尿器科|ますえクリニック|泌尿器科 女性泌尿器科 女医|大垣駅
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女性泌尿器科女性泌尿器科

女性泌尿器科についてABOUT FEMALE UROLOGY

女性泌尿器科イメージ

女性泌尿器科は、女性特有の腹圧性尿失禁や骨盤臓器脱(POP:pelvic organ prolapse)を扱う領域です。

当院では主に女性医師が担当しています。一人で悩まずに、お気軽にご相談ください。

このような症状でお悩みではありませんか

  • 動いたり、咳をすると尿が漏れる
  • 腟から丸いものが出てくる(骨盤臓器脱)
  • など

当院では、泌尿器科領域のお悩みに対してわかりやすい説明と痛みの少ない検査・治療を心がけています。

ご予約・お問い合わせはこちら

TEL 0584-75-0022
FAX 0584-74-0033

当院では、女性の泌尿器科専門医も在籍しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

女性泌尿器科の対象となる主な疾患

過活動膀胱(OAB:Overactive Bladder)/切迫性尿失禁(UUI: Urgency Urinary Incontinence)

過活動膀胱

過活動膀胱は「急に我慢できないような尿意が起こる」「トイレが近い(頻尿)」「急にトイレに行きたくなり(尿意切迫)、我慢できずに尿が漏れてしまうことがある(切迫性尿失禁)」などの症状を呈する疾患です。初診では問診以外に、腹部超音波検査、残尿量の測定、血液検査、尿検査などを行います。これらは比較的簡単な検査です。その他には、尿流測定、パッドテスト、ストレステストなどがあります。治療には、薬物療法、行動療法(生活指導、膀胱訓練、骨盤底筋体操等)などが中心ですが、難治性の過活動膀胱に対しては、ボツリヌス療法、神経変調療法、膀胱容量の増大を目的とした膀胱拡大術などの外科的治療があります。当院では2020年9月からA型ボツリヌス毒素膀胱筋層内注入療法を行っています。

A型ボツリヌス毒素膀胱筋層内注入療法

A型ボツリヌス毒素膀胱筋層内注入療法

難治性の過活動膀胱に対するA型ボツリヌス毒素膀胱筋層内注入療法(以下、ボツリヌス療法)が2020年4月から保険適応になりました。当院でも2020年9月からこの治療を開始しました。治療に用いるA型ボツリヌス毒素(ボトックス®)は筋肉の収縮を抑える作用があるため、ボトックス®を膀胱壁(筋層)に注入することで膀胱の異常な収縮が抑えられ、尿意切迫や尿失禁の改善が期待できます。

方法

最初に膀胱内に局所麻酔薬を注入します。20分ほどしたら、内視鏡を膀胱内に挿入し、特殊な針を用いて膀胱壁にボトックス®を注入していきます(約20カ所)。手術時間は10~15分ほどです。術後しばらく経過をみて、問題がなければ帰宅していただきます。

効果

個人差はありますが、通常は治療後2~3日で効果が出始め、4~8ヶ月間持続します。臨床試験では、完全に尿失禁が消えた人は27%、50%以上改善した患者さんは60%でした。また、尿意切迫感の改善も示されました。効果が減弱した場合、治療後12週間以上経過していれば再投与が可能です。

合併症・副作用

排尿困難・尿閉(5~9%)、尿路感染症(約7%)、血尿(約2%)、ボツリヌス毒素に対するアレルギー(1%以下)など。

ボツリヌス療法が施行できない方
  • 妊娠中、授乳中の方。挙児希望の方。
  • 全身性の筋力低下を起こす病気がある方(重症筋無力症、ランバート・ イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症など)。
  • 膀胱腫瘍、膀胱結石、未治療の尿路感染症がある方。
  • 以前にボトックス®でアレルギーを認めた方。
  • 閉塞隅角緑内障の方。
  • 気管支ぜんそく等の慢性呼吸器疾患のある方。
  • 抗生物質(アミノグリコシド系)、パーキンソン病の薬、筋弛緩薬、安定剤などを内服している方(薬の効果が増強する可能性があるため)。
  • 抗凝固剤服用中で、休薬できない場合。
  • 術後の導尿(細いカテーテルを尿道から挿入し尿を排出する方法)や尿道カテーテルの留置に同意できない方。
その他
  • 著明な前立腺肥大症のある方に対するボツリヌス療法は、当院では行っておりません。
  • 神経因性膀胱にもボツリヌス療法の適応はありますが、当院では行っておりません。
治療費

1回のボツリヌス療法の費用は、3割負担で自己負担金は約50,000円です。

治療の適応に関しましては、上記以外の条件も十分考慮し、患者さんとよく相談した上で決めています。ご不明な点がありましたら、遠慮なく担当医にご相談下さい。

OABSSとQOLスコア

可能な方はあらかじめスコアを記入していただき、当院受診時に受付へ提出してもらうと診療がスムースになります。

UUI(切迫性尿失禁)相談室

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膀胱炎

膀胱炎

一般的には若い女性に多く見られます。女性の外陰部にいる細菌が尿道から入って膀胱粘膜に付着、繁殖して起こります。通常は菌が入っても、膀胱の感染防御機構が働いて膀胱炎にはなりませんが、次のような要因が重なると膀胱炎になりやすくなります。

膀胱炎になる要因
  • ストレス
  • 疲労
  • 体調不良(風邪をひいた後など)
  • 冷え症
  • 尿を我慢し過ぎた
  • 1日の尿量が少ない
  • 不潔な性行為
  • など
膀胱炎の症状
  • 排尿痛
  • 排尿時違和感
  • 頻尿
  • 残尿感
  • 下腹部痛(違和感、鈍痛、張った感じなど)
  • 血尿
  • 混濁尿(尿がにごる)
  • 尿臭が強い
  • など

膀胱炎の検査は、尿検査と尿の細菌培養検査を行います。
トイレで紙コップに中間尿を採って来ていただき、それを顕微鏡で見て白血球(炎症細胞)が増えていれば膀胱炎と診断します。結果はすぐに出ます。治療が必要な場合、抗生剤を3~7日間、内服します。多くの場合は速やかに治癒します。治癒しない場合は、尿路結石や腫瘍などが原因のこともあるので、検査が必要になります。

尿の細菌培養検査

原因菌の種類、およびその細菌にどんな薬剤が有効かを調べます。
細菌の種類としては、大腸の中にいる大腸菌、腸球菌や、皮膚・粘膜にいるブドウ球菌、連鎖球菌などがよく見られます。

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腹圧性尿失禁

膀胱炎

女性の正常な体では、お腹に強い力(腹圧)がかかった場合、「骨盤底筋(こつばんていきん)」という筋肉が、膀胱と尿道を支えることで尿道が締まり、尿が漏れるのを防いでいます。腹圧性尿失禁は、この骨盤底筋が弱くなったり傷んだりすることによって尿道をうまく締められなくなり、尿漏れを起こす疾患です(そもそも女性の尿道が3~4cmと短いうえに、真っすぐな形状であることも影響しています)。

せきをする、くしゃみをする、笑う、走る、テニスやゴルフなどのスポーツをする、重い物を持ち上げる、坂道や階段を昇り降りする――こうした強い腹圧がかかるような動作をした時に尿が漏れてしまいます。問診や各種検査によって診断し、パッドテストなどを行うこともあります。40歳以上の女性の4割以上が経験していると言われます。

パッドテスト

水分摂取後に60分間、決められた動作や運動を行い、検査前後のパッド重量を計測し、尿失禁の重症度を判定する検査。

腹圧性尿失禁の治療の中心は、「骨盤底筋体操」です。
緩んでしまった骨盤底筋を鍛えて、臓器が下がるのを防ぎ、尿道や肛門を締める力、コントロールする力をつけることで、尿漏れを防ぐ方法です。軽症例に有効です。薬による治療では、尿道を引き締める働きがある薬(β受容体刺激薬)などを用います。薬物療法以外の保存的治療には、電気刺激療法(干渉低周波療法)や磁気刺激療法があります。保存的治療にうまく反応しない場合には、高周波治療、手術療法(メッシュテープを尿道の下に通してサポートするTOTやTVT手術など)を検討します。

ご自宅でできる「骨盤底筋体操」

骨盤底筋体操は、ご自宅でできる腹圧性尿失禁の治療方法です。
この体操は、おしりの筋力トレーニングとして、①~③の動作を1回5分くらいずつ、1日に2~3回行います。

1

体の力を抜いて両膝を立てる 両足は肩幅ぐらいで軽く…

仰向けに寝て、両足を肩幅に開き、両膝を軽く立てます。

2

ぎゅっと肛門と膣を締めます 締めたらそのまま…

体の力を抜いた状態で、肛門と腟の両方を締めます。

3

ゆっくり5つ数えて… 数え終わったら力を抜きます

ゆっくりと5つ数えたら力を抜きます。

椅子に腰掛け、床につけた両足を肩幅に開き、背筋を伸ばした姿勢で行っても構いません。

女性のための骨盤底筋トレーニング教室のおしらせ
女性の ため骨盤底筋トレーニング 教室のおしらせ

2018年12月から骨盤底筋トレーニング教室を開始いたしました。看護師によるマンツーマン指導で、骨盤底筋の働きからトレーニングの 方法まで丁寧に指導いたします。正しい方法をマスターすることで、より高い効果が期待できます。

骨盤底筋トレーニングって …?

尿失禁治療・骨盤臓器脱の予防に

骨盤内臓器を支える筋肉きたえなおします。
咳やくしゃみで尿が漏れる方、骨盤臓器がさがっている気がする方に是非オススメしたいトレーニングです。

教室で何をするの?

看護師がていねいに指導します

医師の指示もと、専門看護師がマンツーマンで指導します。
骨盤底筋の働きからトレーニングの方法まで、じっくり学びます。

骨盤底筋運動具(膣圧計)を用いて、体操が効率的に行えているかを客観的に評価することができます。

開催日と費用

《完全予約制》指導時間一人あたり30分から45分

曜日 時間 費用
月・火・水・金 13:00~

自由診療になります。
1回3,300 円(税込)です。

9:00~

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骨盤臓器脱(POP:pelvic organ prolapse)

膀胱炎

女性の骨盤内臓器(膀胱、子宮など)は、多くの筋肉・靭帯・膜で支えられています。
これらが出産で傷ついたり、女性ホルモンの減少につれて弱くなったりしてくると、臓器脱が起こってきます。
骨盤臓器脱は、過去に多産・難産だった経験のある中高年の女性によく見られます。

この臓器脱で悩んでいる方は非常に多く、全国で数百万人はいると考えられています。しかし、この病気はまだ広く認知されておらず、羞恥心のために我慢している女性も少なくないのが現状です。

骨盤臓器脱の症状
  • 腟から丸いものが脱出する
  • 陰部にピンポン玉のようなものが触れる
  • 股の間に何かがはさまっている感じがする
  • 下腹部が引っ張られる感じ、下がってくる感じがする
  • 尿が出にくい感じがする

骨盤臓器脱は、軽症の場合には腹圧がかかった時に一時的に脱出する程度ですが、重症化すると、常時脱出した状態になります。特にこの症状は、長時間の歩行・運動の後に悪化しやすくなります。また朝方には何ともないのに、夕方になると症状が気になってくる方が多いようです。

治療方法
  • 保存的治療  … 骨盤低底筋体操、高周波治療、リングペッサリー
  • 外科的治療  … 骨盤臓器脱メッシュ手術(丈夫なメッシュで臓器が落ちないように支持する)、LSC(Laparoscopic sacrocolpopexy)手術(腹腔鏡を用いた腟仙骨固定術)など

こうした症状でお悩みの場合は、恥ずかしがらずにご相談ください。

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高周波治療(骨盤臓器脱・尿失禁治療、膣タイトニング)(自由診療)

尿もれ・骨盤臓器脱の新しい治療「Vタイトニング」は、「骨盤底筋体操や薬を試したけど、なかなか症状が改善しない。でも手術するほど重症ではない。」という軽度の腹圧性尿失禁や骨盤臓器脱(膀胱瘤、子宮脱、直腸瘤)の方に対するメスを使わない新しい治療法です。尿失禁や骨盤臓器脱の程度が強い方には効果が期待できません。当院では女性医師が保険診療内できちんと診察を行い、治療に適していると判断した場合に施術を行います。

治療方法
治療のイメージ。

膣に専用のアプリケーターを挿入し、膣全体に360°の高周波照射を行います。1コース3回で、1~2週間の間隔をあけて行います。治療に要する時間はおよそ8分、効果は半年~1年ほど持続します。

施術はすべて女性医師が担当します。

治療中は若干熱を感じる場合があります。

アプリケーターの先端部分は、患者さんごとに取り替えますので感染のリスクはありません。

治療効果には個人差があります。

料金表

本治療は完全予約制です。通常は1コース3回で、施術は女性医師が担当いたします。

コース 料金(税込)
1コース(3回)
※1~2週間おきに施術
33,000円
(初回:11,000円/2回目:11,000円/3回目:11,000円)

保険外診療のため全額自己負担となります。

1コースで治療効果がない場合は1回11,000円(税込)で追加治療します。

2021年4月現在の料金表です。今後、料金に変更がある場合があります。

ご予約・お問い合わせはこちら

TEL 0584-75-0022
FAX 0584-74-0033

ますえクリニック

住所
〒503-0905 岐阜県大垣市宮町1丁目1番地
(スイトテラス2階)
電話番号
0584-75-0022
FAX番号
0584-74-0033
診療科目
泌尿器科・女性泌尿器科
休診日
木曜午後・土曜午後・日曜・祝日
時間/曜日
AM 9:00~12:00
PM 0:00~2:00
PM 3:30~6:30

●男性医師の診療のみ 男性医師・女性医師の診療 ▲手術・検査(要予約)

当院を受診される方へ

車でお越しの方は、当院の提携駐車場をご利用ください。ご利用の際は、駐車場証明書または駐車券を、必ずお持ちください。提携駐車場を利用された方につきましては、駐車料金の一部を当院が負担いたします。

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