病診連携という言葉をご存じでしょうか。「病」は病院、「診」は診療所を意味します。病診連携とは病院と診療所がそれぞれの役割・機能を分担し、患者さんのために互いに連携しながら、より効率的で良質な医療を提供することが最大の目的です。緊急性がない場合は、まずかかりつけ医を受診していただき、より高度な検査や治療が必要と判断されれば、速やかに近隣の基幹病院を紹介します。また基幹病院での治療が終了し病状が落ち着いたら、かかりつけ医が病院と連携しながら、経過観察もしくは治療に当たります。当院は大垣市民病院医療連携システム(OMNet)とぎふ清流ネットに登録しています。また前立腺癌に関する地域連携クリニカルパスも行っています。
OMNetとは西濃地区随一の基幹病院である大垣市民病院と近隣の医療機関が診療情報(画像検査所見、採血結果、処方内容など)を共有するためのネットワークシステムです。このシステムを導入することで、患者さんの情報を当クリニックで把握することができ、より質の高い安全な診療が提供できると考えています。
OMNetの登録は開院時から2024年6月までに3,000件を超えています。またOMNetに加え、2017年6月からぎふ清流ネット(岐阜市民病院、長良医療センター、岐阜県総合医療センター、朝日大学病院、岐阜赤十字病院、松波総合病院、岐阜県立多治見病院、高山赤十字病院との連携システム)にも登録しています。
県内の多くの病院と連携し、当クリニックからでも病院の処方内容や検査結果などが把握できれば、より安全で効率的な診療につながると考えています。
注)OMNet、ぎふ清流ネットの登録には患者さんの同意が必要です。
当院では前立腺癌に関する地域連携クリニカルパスも行っております。
基幹病院で前立腺癌の手術(前立腺全摘除術)を受けた方が対象です。術後の経過観察を基幹病院と連携して行います。定期的に採血(PSA)や尿検査などを行います。
前立腺癌でホルモン治療(内分泌治療)を受けている方が対象です。かかりつけ医で男性ホルモンを抑える注射を行い(場合によっては内服薬も併用)、前立腺癌の進行を抑えます。定期的に採血を行い、癌の再発兆候がないか、治療による副作用がないかを注意してみていきます。
前立腺特異抗原(PSA)が高値で前立腺癌が疑われる方が対象です。主に大垣市民病院泌尿器科で前立腺生検を行い、癌が見つからなかった場合となります。生検後はかかりつけ医で定期的にPSAを測定し、数値が上昇しないか注意してみていきます。PSAの上昇が認められれば、再度、前立腺生検を検討します。
時間/曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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AM 9:00~12:00 | ● | ★ | ★ | ★ | ★ | ● |
PM 0:00~2:00 | / | ▲ | ▲ | / | ▲ | / |
PM 3:30~6:30 | ● | ● | ● | / | ● | / |
車でお越しの方は、当院の提携駐車場をご利用ください。ご利用の際は、駐車場証明書または駐車券を、必ずお持ちください。提携駐車場を利用された方につきましては、駐車料金の一部を当院が負担いたします。
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診療カレンダー
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